過去の企画展

(終了しました)

【企画展】第1回 絶景・秀景 富士山世界遺産写真コンテスト入賞作品展 2021年3月6日(土)~2021年3月28日(日)

静岡県富士山世界遺産センター・公益財団法人静岡県観光協会・NHK静岡放送局では、世界文化遺産である「富士山」の保全と世界的観光スポット「富士山」の魅力発信及び静岡県の観光振興への寄与を目的として、静岡県から見た絶景「富士山」と全国各地に広がる秀景「ふるさと富士(見立て富士)」の2部門からなる「第1回 絶景・秀景 富士山世界遺産写真コンテスト」を実施しました。
このたび、当館にて「第1回 絶景・秀景 富士山世界遺産写真コンテスト入賞作品展」としてグランプリを筆頭に入賞作品100点を展示いたします。
なお、当作品展は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、当初予定の開催期間を短縮して開催いたします。

【開催チラシ】

チラシはこちら

【入賞作品発表】

2021年2月20日 静岡県観光協会公式HPハローナビ静岡「第1回絶景・秀景富士山世界遺産写真コンテスト」特設ページにて

【開催期間】

2021年3月6日(土)~2021年3月28日(日)

9:00~17:00(最終入館16:30)※会期中の休館日:3月16日(火)

 

(終了しました)2021.1.1~ 2021.1.31 

企画展 「富士山の曼荼羅~富士山表口の信仰空間~」

【概 要】静岡県の富士山信仰の特色として、東西に横断する主要街道「東海道」を利用し、道者(どうしゃ)と呼ばれた富士山への参詣者が東海・近畿地方から数多く訪れていました。こうした道者の多くは、富士山表口と呼ばれた登山道(大宮・村山口登山道)から富士山へ登拝していました。
本企画展では、このような富士山への登拝の様子を描いた宗教画で、昨年度に住友財団文化財修復助成事業により、江戸時代後期以来の修復を完了した富士参詣曼荼羅(天満山松栄寺本)の原本を展示し、あわせて文化財修復の過程もパネル紹介いたします。
また、富士山信仰の世界観を画面の中に散りばめた新作の絵解き(えとき)絵画「富士山絵伝」三幅を揃いで初公開します。その他、富士山の祭神を描いた御影(みえい)、登山案内図を含めて、富士山表口の信仰空間(世界観)を紹介する展示会です。

【主な出品作品】
・「富士参詣曼荼羅」(天満山松栄寺所蔵、富士山かぐや姫ミュージアム寄託)
・「富士山絵伝(Ⅰ)~はじまりは火と水の力」「富士山絵伝(Ⅱ)~神の住まう国」「富士山絵伝(Ⅲ)~美しき山を目指すもの」(中村芳楽氏所蔵)
・「感黄(感夢)浅間大菩薩像」(天満山松栄寺所蔵、富士山かぐや姫ミュージアム寄託)など8点を紹介。その他、文化財修復の過程についてもパネルにて紹介いたします。

【関連イベント】公開講座「『富士山絵伝』の絵解き解説(仮題)」
日時:令和3年1月17日(日)14:00~15:00(定員30名、13:00~整理券配布)
会場:センター1階研修室
講師:阿部 美香(昭和女子大学非常勤講師)

【観覧料】
常設展観覧料で御覧いただけます。
<常設展観覧料>
一般300円、団体(20名以上)200円、15歳未満・学生・70歳以上・障害者等無料(要証明)

【開催期間・開館時間・休館日】
2021年1月1日(金)~2021年1月31日(日)
○9:00~17:00(最終入館16:30)
※会期中の休館日:1月19日(火)

チラシのダウンロードはこちらから富士山曼荼羅Ⅲチラシ

 

 

(終了しました)2020.10.24~ 2020.12.6

秋季特別展 「ハイブリット狩野派狩野素川彰信とその時代」

【概 要】
狩野素川彰信(章信)(1765~1826)は葛飾北斎、谷文晁、酒井抱一ら巨匠たちが覇を競った、文化・文政時代の江戸画壇で輝きを放った人気絵師です。
35歳で徳川将軍の御用を退くと、浮世絵や琳派、文人画など民間の画家とも交流し、諸派の様式をハイブリッドした独自の画風を編み出します。機知(ウィット)と諧謔(ユーモア)にとんだ軽妙洒脱な作品は一世を風靡し、やがては狩野派の総帥・狩野伊川院栄信のライヴァルにまで登りつめることになります。
本展はその狩野素川彰信の史上はじめての回顧展です。江戸っ子たちが愛してやまなかった“「いき」の構造”がいま、明らかにされます。

チラシのダウンロードはこちらから

秋季特別展チラシ

【開催期間】
2020年10月24日(土)~2020年12月6日(日)
○9:00~17:00(最終入館16:30)
※会期中の休館日:11月17日(火)

(料金)一般:700円/70歳以上:200円/大学生以下:無料
※上記料金には常設展観覧料を含みます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

↑狩野素川彰信筆 内裏雛図 板橋区立美術館蔵 部分

(終了しました)企画展「富士山の湧水ーその道のりと歴史ー」

2020年8月8日(土)~2020年10月4日(日)まで、企画展「富士山の湧水―その道のりと歴史―」を開催します。

本企画展はセンター初の“富士山の自然科学”をテーマにした展覧会であり、富士山を含む広域的な地下水・湧水情報のデータベース構築のために実施された国の研究機関による大規模調査の結果を紹介し、富士山の湧水のメカニズムに迫ります。(共催:(国研)産業技術総合研究所、静岡県環境衛生科学研究所)

 

【展示概要】

企画展示室を4つに区切った各エリアにおいて、「富士山の湧水と地形地質」、「富士山の火山研究」、「富士山の地下水・湧水研究」、「富士山の湧水がもたらす自然環境とその活用技術」をテーマに、巨大な水がめである富士山の成り立ちと、富士山の湧水の特徴や地表に湧き出るプロセスについて最新の研究成果を解説します。また、当センターの空調等にも用いられている「地下水熱交換システム」についても紹介します。会期中、『サイエンスレクチャー』を3回開催(8/21(金)、9/13(日)・27(日))し、様々な分野の研究者がそれぞれの専門の目からみた「富士山の湧水」について解説します。

 

【開催期間】

2020年8月8日(土)~2020年10月4日(日)

○8月 9:00~18:00(最終入館17:30)

○9月・10月 9:00~17:00(最終入館16:30)

※会期中の休館日:8月18日(火)、9月15日(火)

 

【観覧料】

(料金) 常設展観覧料でご覧いただけます。

<常設展観覧料>個人300円、団体(20名以上)200円、

大学生以下・70歳以上・障がい者等:無料(要証明)

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)

※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

<※ 静岡・山梨両県在住の方は、個人150円でご覧いただけます。(要証明、~8/31(月)まで>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チラシダウンロードはこちらから。

富士山の湧水ーその道のりと歴史ー チラシ表・裏(PDF)

 

(終了しました)夏季収蔵品展「表富士ー東海道、眺めのいい街道(みち)―」

 6月27日より、夏季収蔵品展「表富士―東海道、眺めのいい街道(みち)―」を開催します。
 本展覧会では富士山を描いた江戸時代の絵画や浮世絵版画のうち、現静岡県の東海道上から望んだ作品を展覧します。
 新型コロナウイルス感染症の影響により、当センターへ来館できない方のために、本展覧会に関連し、江戸時代と現在の風景を対照させた短編映像も特別に制作しHP等で公開する予定です。
(概要)
江戸を起点に諸街道が整備され、東西の往来がより頻繁になった江戸時代中~後期以降には、実際に目にした風景をときに形而(かたち)にしたがい、ときに心象(こころ)に応じて再現した〈真景図〉が描かれるようになり、富士山もその主要なモティーフとしてえらばれます。それらのいくつかは浮世絵版画にも取り入れられ流布・“商品化”し、富士山絵画の新しい定型を形成するとともに、人々の景観認識を規定していきます。本企画展では東海道上から望む富士山を描いた真景図や浮世絵版画21点を展示します。
(開催期間)
2020年6月27日(土)~2020年7月26日(日)
6月 9:00~17:00(最終入館16:30)
7月 9:00~18:00(最終入館17:30)
※会期中の休館日:7月21日(火)
(料金) 常設展観覧料で御覧いただけます。
 <常設展観覧料>個人300円、団体(20名以上)200円、
         大学生以下・70歳以上・障がい者等:無料(要証明)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

表富士展ポスター

 

チラシのダウンロード(pdf)→表富士展チラシ

(終了しました)「富士山の日」記念 秀景ふるさと富士写真展 白簱史朗追悼作品展
静岡県富士山世界遺産センターでは、富士山の日(2月23日)を記念して
「第10回秀景ふるさと富士写真展 白簱史朗追悼作品展」を開催します。

1 概要
富士山へのあこがれから、日本各地には「蝦夷富士(羊蹄山)」や「薩摩富士(開聞岳)」など、400座以上の「ふるさと富士(見立て富士)」があります。
静岡県では「富士山の日」の推進運動の一つとして、全国にある「ふるさと富士」を撮影した写真を募集し、「秀景ふるさと富士写真コンテスト」を実施しており、今回は、多数の応募作品の中から入賞作品68点を展示します。
また、審査委員長を長年務められた写真家の故白簱史朗氏の写真集『富士眩耀』(ふじげんよう)に収められた貴重な原版写真30点を公開いたします。
2 会期・会場・観覧料
・開催期間:2020年2月22日(土)~4月5日(日)
・会場:静岡県富士山世界遺産センター 企画展示室
・観覧料:常設展観覧料で御覧いただけます
<常設展観覧料>
個人静岡県富士山世界遺産センターでは、富士山の日(2月23日)を記念して
「第10回秀景ふるさと富士写真展 白簱史朗追悼作品展」を開催します。

(終了しました)冬季特別展”これぞ江戸前 写山楼” 谷文晁×富士山 -山を写した時代の寵児-

12月7日より令和元年度冬季特別展「谷文晁×富士山 -山を写した時代の寵児-」を開催します。
特別展では、葛飾北斎らが活躍した江戸画壇の黄金時代に一世を風靡した時代の寵児で、“富士山の画家”として名を馳せた「写山楼」谷文晁の富士山図を一堂に集め、展示します。
富士登山の過程を克明に描き、徳川将軍の上覧も得た「富士山中真景全図」(当センター蔵)も期間を分けて全巻展示します。

 

 

 

(開催期間)2019年12月7日(土)~2020年2月2日(日)
(開館時間)9:00~17:00(最終入館は16:30)
(会期中の休館日)2019年12月17日(火)、2019年12月27日(金)~31日(火)、2020年1月10日(金)、2020年1月21日(火)
(料金) 個人:700円、団体(20名以上):600円、70歳以上(要証明):200円、大学生以下・障害者等:無料(要証明)

※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。
※上記料金で特別展および常設展のどちらもご観覧いただけます。

 

(主要出品作品)
谷文晁筆「富士山中真景全図」(当センター蔵):会期中巻替えあり
谷文晁筆・谷麓谷賛「富士山図」(当センター蔵)
谷文晁筆「富士図」(三溪園蔵〈山口八十八コレクション〉):前期(12/7~1/9)のみ展示
谷文晁筆「隅田川両岸図」(群馬県立近代美術館蔵〈戸方庵井上コレクション〉:後期(1/11~2/2)のみ展示
谷文晁筆「富士越龍・三保松原・東下り図」(個人蔵)

チラシのダウンロード(pdf,6.3Mb)→BUNCHO-A4CHIRASHI

(終了しました)令和元年秋季企画展 富士山の曼荼羅 ―参詣曼荼羅にみる富士山信仰の世界―

10月12日より令和元年秋季企画展「富士山の曼荼羅 ―参詣曼荼羅にみる富士山信仰の世界―」を開催中!!!
本企画展では、富士山本宮浅間大社蔵の「富士曼荼羅」(国指定重要文化財)などの高精細画像による原寸大レプリカを展示し、富士山信仰の世界を紹介します。
現代日本画を代表する画家・山口晃氏の「冨士北麓参詣曼荼羅」(山梨県立富士山世界遺産センター蔵)の原画も特別出品します。
(開催期間)
2019年10月12日(土)~2019年11月24日(日)
(開館時間)
9:00~17:00 (最終入館は16:30)
(会期中の休館日)
10月15日(火)、11月19日(火)
(料金) 常設展観覧料で御覧いただけます。
<常設展観覧料>個人300円、団体(20名以上)200円、
大学生以下・70歳以上・障害者等:無料(要証明)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

(主要出品作品)
「富士曼荼羅」 (富士山本宮浅間大社蔵、国指定重要文化財) 〈原寸複製展示〉
「富士浅間曼荼羅」(富士山本宮浅間大社蔵、静岡県有形文化財) 〈原寸複製展示〉
「身禄曼荼羅」(ふじさんミュージアム蔵)       など
【特別出品】山口晃「冨士北麓参詣曼荼羅」(山梨県立富士山世界遺産センター蔵)

(終了しました)令和元年度収蔵品展 「徳川から明治へ~新たなる時代に屹立する富士山~」

8月31日より令和元年度収蔵品展「徳川から明治へ―新たなる時代に屹立する富士山―」を開催します。

本展覧会では、幕末明治期の錦絵とともに狩野派絵画を展覧し、時代の転換期に富士山イメージがいかに位置づけられたかをひもといていきます。
(開催期間)
2019年8月31日(土)~2019年9月23日(月・祝)
(開館時間)
9:00~17:00(8月31日は18:00まで。最終入館は閉館の30分前)
(会期中の休館日)
9月17日(火)
(料金) 常設展観覧料で御覧いただけます。
<常設展観覧料>個人300円、団体(20名以上)200円、大学生以下・70歳以上・障害者等:無料(要証明)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。
(主要出品作品)
狩野晴川院養信筆「富士山図」
狩野董川中信筆「富士飛鶴図」
月岡芳年ほか画「末広五十三次」
三代歌川広重画「東京日本橋御高札場之図」
月岡芳年画「東京府中橋通街之図」
梅堂国政(三代歌川国貞)画「青山練兵場観兵式図」

(終了しました)「富士山の女神 かぐや姫」展

6月15日より、富士山かぐや姫ミュージアムとの初の共同企画展「富士山の女神 かぐや姫」展を開催します。
富士山周辺では、かぐや姫は月ではなく富士山に帰り、富士山の神様だった、というストーリーが伝承されています。
本企画展では、この富士山に帰るかぐや姫の物語を紹介するとともに、どのようにしてこの地に伝わったかを探り、富士山とかぐや姫伝説の結びつきについて考えます。

(主要出品作品)
今回の共同企画展では、富士山や富士山信仰についての縁起や霊験譚をまとめて編集した富士山縁起をもとにして、富士山南麓におけるかぐや姫伝説をひも解いていきます。
富士市今泉の富士山東泉院に伝来する永禄三年(1560)の奥書をもつ『富士山大縁起』をはじめ、8点の富士山縁起を一堂に会し、さらには富士山南麓で450年以上栄えてきた東泉院の寺宝を厳選して紹介します。

(開催期間)
2019年6月15日(土)~2019年8月18日(日)
6月 9:00~17:00(最終入館16:30)
7・8月 9:00~18:00(最終入館17:30)
※会期中の休館日:6月18日(火)、7月16日(火)

(料金) 常設展観覧料で御覧いただけます。
<常設展観覧料>個人300円、団体(20名以上)200円、大学生以下・70歳以上・障害者等:無料(要証明)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

(終了しました)春季特別展 徳川将軍と富士山

主催:静岡県富士山世界遺産センター 共催:公益財団法人德川記念財団
後援:日本放送協会静岡放送局 協賛:株式会社静岡銀行

4月27日(土)より、德川記念財団と共催し特別展を催します。
本展覧会は、徳川宗家に代々受け継がれた銘品の数々を御覧いただけます。

(主要出品作品)
東照大権現像:徳川家康の肖像画。忠実に家康を描いたと伝えられる。
太刀 銘 来国光:徳川家康が所用し、将軍権力と権威の象徴とされた名刀。
武蔵野富士図 酒井抱一筆:将軍家に代々受け継がれた江戸絵画の逸品。
富士山図 徳川綱吉筆:将軍自らが筆を執って描いた富士図として貴重な名品。

(開催期間)
■ 4月27日(土)~5月26日(日)ただし、5月21日(火)は休館。

(料金)一般:700円/70歳以上:200円/大学生以下・障害者:無料
※上記料金には常設展観覧料を含みます。
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)

チラシダウンロード→PDFファイル

(終了しました)秀景ふるさと富士写真展&審査委員長白簱史朗作品展

静岡県富士山世界遺産センターでは、富士山の日(2月23日)を記念して
「秀景ふるさと富士写真展&審査委員長白簱史朗作品展」を開催します。
1 概要
富士山へのあこがれから、日本各地には「蝦夷富士(羊蹄山)」や「薩摩富士(開聞岳)」など、400座以上の「ふるさと富士(見立て富士)」があります。
静岡県では「富士山の日」の推進運動の一つとして、全国にある「ふるさと富士」を撮影した写真を募集し、「秀景ふるさと富士写真コンテスト」を実施しており、今回は、応募作品439点の中から入賞作品68点を展示します。
また、審査委員長である写真家白簱史朗氏のカラー写真パネル3枚と写真集『富士眩耀』(ふじげんよう)に収められた貴重な原版写真30点を今回初めて公開いたします。
2 会期・会場・観覧料
・開催期間:平成31年2月23日(土)~4月7日(日)
・会場:静岡県富士山世界遺産センター 企画展示室
・観覧料:常設展観覧料で御覧いただけます
<常設展観覧料>
個人300円、団体(20名以上)200円、大学生以下・70歳以上・障害者等:無料(要証明)

(終了しました) 富士山と須走口~須走口登山道調査速報展~

12月15日より、企画展「富士山と須走口~須走口登山道調査速報展~」を開催します。
当館では、ユネスコ世界遺産委員会における勧告を踏まえ、小山町教育委員会と共同で、2015年度より富士山須走口登山道の調査を進めており、今回の企画展では、この共同調査の成果を速報展として皆様にお知らせいたします。

(主要出品作品)
須走口登山道における最古の歴史資料となる至徳元年(1384)銘のある懸仏(小山町教育委員会所蔵)をはじめ、富士山へ奉納された文安二年(1445)銘の大日如来坐像(蔵春山宝持院所蔵)、天文十二年(1543)銘の懸仏(冨士浅間神社所蔵)など中世の資料5点を含む、計48点を展示いたします。
富士山頂と須走村の権利関係を示す古文書・古記録や、須走口登山道を対象とした各時代の絵図・絵葉書、須走口登山道の各施設に奉納されていた信仰資料を多数紹介いたします。

(開催期間)
2018年12月15日(土)~2019年2月11日(月・祝)9:00~17:00(最終入館16:30)
※会期中の休館日:12月18日(火)、12月27日(木)~12月31日(月)、1月15日(火)

(料金) 常設展観覧料で御覧いただけます。
<常設展観覧料>個人300円、団体(20名以上)200円、
大学生以下・70歳以上・障害者等:無料(要証明)
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

チラシのダウンロード(pdf.約3MB)→須走口展A4

(11/26に終了しました)秋季特別展
シリーズ 江戸文化のなかの富士山 1 富士山絵画の正統
―19世紀狩野派の旗手 伊川院(いせんいん)栄信(ながのぶ)と晴川院(せいせんいん)養信(おさのぶ)―

9月22日より、センター初の本格的美術展覧会を開催いたします。
本展覧会は、徳川将軍家御用絵師筆頭の狩野伊川院栄信・晴川院養信父子に焦点をあて、富士山絵画の定型の成立と展開について検証する第一部、江戸画壇の最盛期を「富士越龍(ふじごしのりゅう)」比較を通して検証する第二部からなります。

(主要出品作品)
第1部:”竹林七賢図/富士三保松原図” 狩野伊川院栄信・晴川院養信筆(大龍山臨済寺蔵)
今川氏の菩提寺である名刹大龍山臨済寺のふすま絵が初めて寺外で展示されます。迫力ある大作をご鑑賞ください。
第2部:”富士越龍・須磨・明石図” 狩野伊川院栄信・融川寛信・探信守道筆(成田山新勝寺蔵)
狩野派スーパースターによる豪華競演! 富士山の両脇に『源氏物語』に取材した雅びやかな風景が描かれます。
“不二越龍図” 葛飾北斎筆(個人蔵)
江戸後期の代表的絵師 葛飾北斎により描かれた富士山を登る龍の絵です。
北斎絶筆としてよく知られる作品と同じ図柄の知られざる傑作。
この作品には佐久間象山の画賛も記されており、歴史的価値の高い逸品です。

(開催期間)
■第1部  富士山図 定型の生成とその変奏  9月22日(土)~10月14日(日)
□第2部 巨匠たちの競宴 富士越龍(ふじごしのりゅう) 10月20日(土)~11月25日(日)

(料金)一般:700円/70歳以上:200円/大学生以下:無料
※上記料金には常設展観覧料を含みます。
※身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳の交付を受けている方と付添者1名は、無料でご覧いただけます。(要手帳提示)
※70歳以上の方は証明書(保険証等生年月日の記載された物)が必要となります。

チラシのダウンロード(pdf)→富士山絵画の正統チラシ

展示作品リストのダウンロード(pdf)→出品作品リスト

(8/26に終了しました)収蔵品お披露目展
富士山に迫る―谷文晁筆「富士山中真景全図」と新出の富士山真景図―

2018年、谷文晁(1763-1841)筆「富士山中真景全図」が静岡県富士山世界遺産センターの富士山絵画コレクションに加わりました。
同作品は富士登山の過程を計34図にわたり描いたものです。作者の谷文晁は、葛飾北斎や酒井抱一らが活躍した18世紀末から19世紀前半の江戸画壇に一世を風靡した人気絵師で、「写山楼」と号し自他とも認める富士山の画家でした。本作の冒頭には、11代将軍徳川家斉(1773~1841)による「妙技」の評が書されるため、将軍の上覧を得た作品であることがわかります。富士山に登ることのできない将軍は、本作をひもとくことで、富士登山を追体験したのです。
一方、人々が自由に旅行をすることができた江戸時代には、実際に目にした風景をときにリアルに、ときに心に応じて描いた真景図が描かれるようになり、富士山もその主要なモティーフとして撰ばれました。
静岡県富士山世界遺産センター初の本格的な美術展となる本企画展では、新収蔵の「富士山中真景全図」とともに、富士山真景図の新出作品を中心に展覧いたします。

(開催期間)平成30年7月21日(土)から平成30年8月26日(日)
(料金説明)観覧当日の常設展の観覧券をお持ちの方は無料で御覧いただけます。
(減免・団体料金等説明)常設展と同額

富士に迫るチラシ

 

(7/16に終了しました)富士山開山記念
描かれた富士山

人々に畏怖の念を与え、ときに篤い崇敬を集めてきた聖なる火山―富士。噴火を繰り返し溶岩流ですべてを焼きつくす荒ぶる姿とは対照的に、白雪をまとい優雅に稜線を垂下させる麗しい姿は、古来詩歌にたたえられるとともに、絵画作品としても伝えられてきました。とりわけ東西の往還が盛んとなる中世以降には、富士山は単独の絵画主題としても描かれるようになり、江戸時代に入ると狩野探幽や常信以下の江戸狩野派絵師による定型も成立し、日本人の視覚イメージや景観認識を規定していきます。
江戸時代も中~後期になると、富士山は新しい首都江戸の標徴とみなされ、絵画作品に頻繁に登場するようになります。源氏物語絵や洛中洛外図と同様、富士山が絵画ジャンルとして確立されたのが江戸時代だといえるでしょう。
一方、人々が自由に旅行することが可能になった江戸時代には、実際に目にした風景をときにリアルに、ときに心に応じて描いた真景図(しんけいず)が描かれるようになり、富士山もその主要なモティーフとしてえらばれます。
さまざまな流派、さまざまな画家によりさまざまな富士山が描かれた江戸時代は、富士山絵画にとって百花繚乱の季節でした。
富士山開山を記念する本展覧会では、江戸時代に富士山絵画のメインストリームとして活躍した徳川将軍の御用絵師狩野派による作品、さらに富士山真景図を核としつつ、江戸時代富士山絵画の多様な展開を展覧いたします。

(開催期間)平成30年7月7日(土)から平成30年7月16日(月)
(料金説明)観覧当日の常設展の観覧券をお持ちの方は無料で御覧いただけます。
(減免・団体料金等説明)常設展と同額

かいが がか たにぶんちょう さくひんめい ふじさんしんけいぜんず

(6/24に終了しました)世界遺産登録5周年
富士山を識る 小林謙光富士山資料コレクション

「小林謙光富士山資料コレクション」は、御殿場市出身の郷土史研究家・小林謙光氏が収集したもので、その内容は、江戸時代後期から昭和初期までの絵図・古文書・古典籍・地図・絵はがき・古写真に加え、現代のポスターやチラシ、ガイドブック、登頂記念品など多岐にわたります。
なかでも、明治期から昭和期にかけて発行された絵はがき約7,000枚は、富士山頂や登山道、周辺地域を写した写真資料として高い価値を持ち、当時の富士登山の様子を今に伝える研究資料としての活用も期待されます。
今回の企画展では、小林コレクションの初公開にあたり、その多彩な資料群の柱である、絵図・古典籍・地図・登山案内書・絵はがきを中心に展示し、江戸時代から、明治・大正・昭和にいたる富士山と富士登山の歴史の一端を紹介します。
富士山に魅了された小林謙光氏の旧蔵品を通して、より深く富士山を「識る」、きっかけとなれば幸いです。

(開催期間)平成30年4月21日(土)から平成30年6月24日(日)まで
(料金説明)観覧当日の常設展の観覧券をお持ちの方は無料で御覧いただけます。
(減免・団体料金等説明)常設展と同額

企画展ポスター

企画展のポスター

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

富士山を識る 小林謙光富士山資料コレクション チラシ

(終了しました)「富士山の日」記念  「秀景 ふるさと富士写真展」

人類共通の宝として世界遺産に登録された富士山。

静岡県では2月23日を「富士山の日」と定めています。

富士山へのあこがれから、日本各地には「蝦夷富士(羊蹄山)」や「薩摩富士(開聞岳)」など、400以上の「ふるさと富士」があります。

静岡県は「富士山の日」の推進運動の一環として全国にある「ふるさと富士(見立て富士)」を撮影した写真を募集し

「秀景 ふるさと富士写真コンテスト」を実施しました。

今回は、富士山の日を迎えるにあたり全国から募集した「第8回秀景ふるさと富士写真コンテスト」の作品617点の中から入賞作品を展示します。

(開催期間)平成30年2月23日(金)から平成30年4月8日(日)まで【終了しました】

(料金説明)観覧当日の常設展の観覧券をお持ちの方は無料で御覧いただけます。
(減免・団体料金等説明)常設展と同額

ふるさと富士写真展チラシ

 

 

「富士山の曼荼羅(まんだら)~参詣曼荼羅(さんけいまんだら)にみる富士山信仰の世界~」

皆さんは、参詣曼荼羅と呼び習わされている一群の宗教画をご存知でしょうか。参詣曼荼羅とは、主として16~17世紀にかけて、霊場(寺院・神社)への参詣を目的として制作された宗教的な案内絵図のことです。17世紀以降につくられた作品を含めて、全国40箇所以上の寺社におよそ150点が現存しています。ただし、参詣曼荼羅は学術的に付けられた名称で、当時実際に呼ばれていた名称ではありません。静岡県富士山世界遺産センターでは、富士山を対象に描かれた富士参詣曼荼羅6点の高解像度の複製本を製作いたしました。今回の開館記念展では、その6点の作品を一堂に会して紹介をいたします。

(開催期間)平成29年12月23日(土)から平成30年2月12日(月)まで  【終了しました】
(料金説明)観覧当日の常設展の観覧券をお持ちの方は無料で御覧いただけます。
(減免・団体料金等説明)常設展と同様


富士山の曼荼羅パンフレットPDF


企画展示室

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